この条件に関しては,図2.2のように自分自身が形成するパーソナルス
ペースに相手が侵入してきたかどうかで判断.
この2つの条件に関しては,図2.3あるいは図2.4のように同一集団または相手集 団に所属する人間の現在の座標すべてを,回避判断する主体を原点とし, 主体の目標方向をX軸と した座標に変換して考える. 対人回避の選択の判断としては,図2.3あるいは図 2.4の''AVOID AREA''にの中に, パーソナルスペースに侵入してきた相手集団員の一員が単位時間前に位置(O[n-1])してい たならば,その相手集団員の一員に対して回避行動をとるように設定する.ここで,図2.3は, 相手集団員(O[n])のY座標が正であるときで,図2.4は,相 手集団員(O[n])のY座標が負であるときである.
ただし,自分の単位時間前の 位置(PERSON[n-1])が,X0ならば相手集団員(O[n])が,X0.また は,自分の単位時間前の位置(PERSON[n-1])が,X0であれば,相手集 団員(O[n])がX0であるという前提条件が存在する2.4.