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正面回避判断の前提条件としては,まず,パーソナルスペースに相手が侵入して
いることが挙げられる.その前提条件のもとで正面回避判断について図3.6を用いて説明する.
図3.6において,PersonAとPersonBの進行方向先が,それぞ
れ,ZONE A,ZONE Bに存在した場合,
3.2.3節で用いた回避アルゴリズムでは対応できず,最終的には,緊
急回避行動をとってしまうことになるため,図3.6の状態である
とき,正面回避判断を下す.
Hiroyuki Furukawa
2000-04-08