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視覚効果面においては,本システムでは2次元平面を用いたが,人間は実際の生活場面
では3次元空間に存在している.歩行についても,足跡の軌跡は2次元平面であ
るが,判断する際の個々人視線の高さの違いまで考慮すれば,3次元空間の範囲で思考
する必要がある.特に,対物回避を組み合わせるなら,現実世界の様々な障害物の
高さは,歩行における個々人の視線の高さの相違とは比べものにならないため3
次元空間で思考することは必須であろう.
Hiroyuki Furukawa
2000-04-08