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研究内容

回転する円板によって生まれる様々な流れ現象について，数値解析を用いて解明に努めています．
現在は主に，中心軸を持ち回転する二枚の円板の隙間で発生する流れについて，研究しています．
このような流れ場は，ターボ機器や，積層する回転円板からなる磁気ディスク装置などに見られ，
流れ場の解明は，製品の高機能化に重要であると考えられています．

また，本研究では，数値解析にOpenFoamを用いています．
OpenFoamとは，近年注目を集めるオープンソースの流体解析用ライブラリのことです．
計算メッシュ生成，流れの数値計算，ポスト処理等を行うためのツールが含まれています．
市販の汎用解析ソフトに比べ，コスト面や拡張性に優れており，企業などでも実用化が進んでいます．

本研究室でも過去に多様な流れについて，OpenFoamを用いて解析を行ってきました．

回転二円板間流れの可視化図例

講演発表履歴

日本機械学会東海支部第65期総会ハブを共有し回転する二円板間の流体形態の予測
日本流体力学会第30回数値流体力学シンポジウムハブを共有し円柱容器内で回転する二円板間流れの数値解析