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本研究は, 人間と計算機との空間情報の共有と円滑なコミュニケーション
を目指し, 定性的な表現による位置関係の理解と, その位置関係を用い,
空間情報からユーザの望む物体を選出する手法について検討した.
また, これを実空間に適用することでその有用性を検証した.
ユーザの要求する物体への指示が多いほど, 特に位置関係を
用いた表現を使うほど物体の候補選出の正確さが増した.
今後, 物体の形状の認識にパターンマッチなどを取り入れることで,
物体の特徴をより正確に捉えることが可能になり,
適用範囲をより一般的にすることが期待できる.
参考文献
Yutaka Sugano
平成13年3月15日