2009年度より、名古屋大学大学院情報科学研究科同窓会会長を務め させて頂くことになりました、花植康一と申します。私は2008年3 月に社会システム情報学専攻の博士課程前期課程を修了し、現在は 同専攻の博士課程後期課程に在学しております。昨年度は本部幹事 として、会計を担当させて頂きました。このたび会長という大役を 頂き、誠に身の引き締まる思いでございます。至らぬ点も多いです が、本同窓会の発展に向けて、微力ながら尽力して参ります。
さて、本同窓会は2004年11月の設立より5年目を 迎え、会員の数も徐々に増えて、着実に発展を続けております。現 在、本同窓会は博士課程後期課程の在学生を中心とする幹事によっ て運営されており、今後もう暫くの間は、将来の発展に向けて礎を 築くため、地を耕し、地を肥やし、種を蒔く、という地道な活動が 必要とされます。将来には大輪の花を咲かせられるよう、在学生な らではの機敏さを生かして、本同窓会の基礎を固めて参りたいと 思っております。
情報科学研究科では、非常に幅広い分野で研究が行われておりま す。「情報」というコンセプトは、問題の複雑化や領域の細分化と いう昨今の課題を解決する上で、欠かすことのできないものである といえましょう。本研究科を修了された会員の皆様方、本研究科の 先生方、在学生の方々が一丸となって、これらの課題に取り組むこ とが、本研究科の理念でもある「文化の発展への寄与」に繋がりま す。このため、本研究科と社会を結びつける触媒となることに、本 同窓会の存在意義があると考えております。
今後とも本同窓会の活動にご理解、ご協力を頂けますよう、何卒宜 しくお願い申し上げます。