2013年04月25日宮島 千代美(メディア科学専攻)
組織的な若手研究者等海外派遣プログラム
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2012年9月に3週間、イスタンブール工科大学のPinar Boyraz 先生を訪問する機会を頂きました。イスタンブール工科大学は、1773年に設立された世界で三番目に歴史の古い技術系の大学です。キャンパスには24時間開館する図書館や朝から夜まで週末も利用できるダイニングエリアがあり、環境に恵まれた大学でした。
Boyraz先生とは、先生が米国のポスドク時代から、国際協調プロジェクトでお付き合いがあり、日米欧で協力し国際運転データを収集したり、研究室メンバーがお互いに研究室を訪問するなど、継続的に交流を行っています。今回の渡航は、途中にアラスカ出張を挟んだ大変慌しい渡航でしたが、滞在中は、自閉症児のための音声対話ロボットや、日米欧の運転行動比較の研究など、有意義な研究交流ができました。また、自動運転車両や電気バスをはじめとする学内の様々なラボを見学させていただき、多くの研究者と交流しました。今後も自動運転等の研究でBoyraz先生の研究室と引き続き研究交流を行う予定です。
Boyraz 先生はメカトロニクス分野で活躍する働き者の若手女性研究者です。ミツバチをシンボルとする大学のロゴは、勤勉なBoyraz先生をよく象徴しています。工学系にはまだ少ない同じ女性研究者のとして頑張っているBoyraz先生と過ごし、いろいろな意味で刺激を受けました。また、週末にはBoyraz先生姉妹お手製のトルコの伝統料理をご自宅のベランダで素敵な夜景を楽しみながらごちそうになり、研究以外でもよい経験をさせていただきました。今回の滞在の機会と、イスタンブールでお世話になった皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
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写真:ガラタ塔から望むイスタンブール市街
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