2005年06月21日複雑系科学専攻
杉山研究室

自然現象であれ社会現象であれ、すべての現象は微視的構成分子の集団運動によって形成される巨視的様相として捉えることができます。本研究室では、このような多体相互作用系に現れる様々な非線型・非平衡現象を物理的に研究し、共通するダイナミックスの数理的構造の解明を目指しています。研究対象は、素粒子・スピン系や粉体などの物質的集団から、交通流・歩行者流・生物集団・ネットワークなどの社会的集団に及び、対象の違いに依存しない協同現象の力学の普遍性と多様性を探っています。方法としては、場の理論・くりこみ群・微差分方程式・力学系・量子系など数学的・統計物理的解析手法、及び計算機シミュレーションを併用しています。○

参照URL:http://traffic.eken.phys.nagoya-u.ac.jp/~genbey/

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