2007年12月27日プログラミング言語の理論的基礎および実践面への適用を目指した学生・社会人による勉強会
理論の習得と実践面への適用を目指した学生・社会人によるプログラミング言語の勉強会
OCaml-Nagoyaでは、OCamlをはじめとしたプログラミング言語に関する様々な話題について勉強をしています。情報技術に関する勉強会が、特に関東で数多く開かれている様子が見られますが、東海地方では少数です。特にプログラム言語に関する勉強会はほとんどありませんでした。そこで、OCaml-Nagoyaは東海地方発のプログラミング言語の勉強会として学生と社会人によって組織されました。現在十数人の学生および社会人が所属し、毎月2〜4回程度の頻度で勉強会を行っています。第一回が2006年に開催され、2007年12月現在までに約50回の会が開催されました。
【取り組み】
OCaml-Nagoyaでは以下のような活動を行っています。
- プログラミング言語の勉強
OCamlをはじめとしたプログラミング言語について勉強を行っています。"その言語でプログラムが書ける"ということからさらに進み、それぞれの背景にある理論面についても勉強を行っています。特に、プログラミング言語に関する図書を用いた当番制の輪読会を行っています。 - プログラム言語に関する話題の紹介
プログラミング言語に関する研究といった理論面の話題から、プログラミングテクニック、フレームワークやライブラリといった実践的な話題まで、参加者の興味のある話題を担当者が調べて紹介を行っています。 - OCamlの入門本の執筆
OCamlを主に学んで来たこともあり、2007年5月にOCaml-Nagoyaメンバーの共著という形でOCamlの入門本を執筆しました(毎日コミュニケーションズ社刊)。執筆の際、OCamlの開発者の一人でもある本学のジャック・ガリグ准教授にご助言と、発刊の辞を頂きました。