ここでは、主に、血管や気管などの生体における流れや、 スポーツ力学で現れる流れの予測を見据えて、 差分法、ボルツマン法などの離散化法を中心に、 より有効で効率的な離散化方法の開発、チューニングを行っていきます。 この際、既存の解析ソフトウェアを利用することにより、それらの性能評価、 問題点の指摘と改善も進めていきます。
また、流れの理解には、定性的、直感的な現象の把握も重要です。 この情報を与える方法が、可視化と、情報発見です。 数値としての情報を、人間にとって理解しやすくするための、 可視化法、データマイニング法の構築を、 コンピュータシミュレーションを通して進めていきます。