研究について
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画像処理関連の研究に取り組んでいます.
●点対応の外れ値除去の最適化によるカメラの動的校正手法の精度向上
この研究では,複数台のカメラを協調させて移動物体を追跡させることでカメラを校正する動的校正法に対して,タグチメソッドを適用することにより,校正の精度向上を図りました.
研究内容  
説明.ppt
ポスター.pdf
<key words>
Camera Calibration, Taguchi Method, High Accuracy
●オプティカルフローを用いた方向分類による人物動作の同期解析
この研究では,センサーやマーカーなどを用いずに,オプティカルフローの分布から,人物動作と群集動作の流れを捉える方法を提案しています.
オプティカルフローを色相環に従って方向ごとに色分けした画像を作成し,その色情報のヒストグラムとして用いることで,
環境変化に頑健な人物動作同期解析法と,群集の分類法を構築を目指しています.
研究内容
<key words>
Synchronization, Flow Visualization, Image Recognition, Optical Flows
Hue-Based Identification Method, Motion Analysis, Motion Identification
●複数台カメラの協調動作による人物追跡と放置物体の可視化
この研究では,放置物体監視のセキュリティ環境の構築を目指しています.カメラから得られた画像列を用いて,人の動きと,人が持つ物体の動きとを区別して認識し,人が物を「置いた」または「移動させた」というイベントを認識してその履歴を保存し,後に検索できるシステムを開発します.
研究内容
●人物流から外れる例外行動の検出
人物を追跡することによって得られる群集の移動軌跡の集まりは,通常の人物が歩く道と見なすことが出来ます.一方,長時間の観測を続けていると,この道から外れた行動をする人物など移動物体の軌跡も同定する可能性があります.そこで,通常の人物が歩く道から外れた行動を例外行動と定義し,その人物の検出するシステムを開発します.
研究内容
研究成果
<国内学会発表>
   オプティカルフローを用いた動線履歴による特異行動の検出
   金井謙二,渡辺崇,
   第25回数値流体力学シンポジウム, F08-1, 2011, Dec. 19-21.
   複数台カメラの協調動作による人物追跡と放置物体の可視化
   金井謙二,渡辺崇,
   第24回数値流体力学シンポジウム, F8-2, 2010, Dec. 20-22.
<査読付論文>
   オプティカルフローを用いた方向分類による人物動作の同期解析
   金井謙二,渡辺崇,
   日本機械学会論文集(C編), 76-771, 3172-3174, 2010年11月.
<国際学会発表>
   High accuracy calibration of multiple cameras by Taguchi method and multiple viewpoints tracking of human motion flows,
   Kanai, K., Watanabe, T., Ikai, F.,
   14th International Symposium on Flow Visualization, 6A-3, June 21-24, 2010
   EXCO, Daegu, Korea
  
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ABSTRACT (200Kbytes)